山梨県立美術館

明治期を代表する女性南画家である彼女の作品を山梨県立美術館で収集してきて、それに寄託作品も合わせた展示会でした。女性らしい繊細な筆使いと色彩に、心に春が訪れたような温かみを感じる作品ばかりでした。襖絵や屏風絵も展示され、広々とした展示室にめいっぱい飾られた作品は見事で圧倒されました。花の絵も素敵ながら、美人画が色っぽい中に品があり、日本女性らしい美しさに同じ女性ながら魅了されました。特に気に入ったのは、『西王母図』です。品の良い皇女の奥ゆかしさに纏っている衣装に映える赤い布が、一層皇女の表情を格式高いものにしているように感じました。その絵を見ていると静寂な優雅な時間を過ごすことができます。久しぶりの日本画に触れられ癒されました。
コロボックル (40代女性) 掲載:2017/3


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ルーベンス、レンブランド、ベラスケスらバロックの巨匠たち展 (山梨県立美術館)
宗教や神話に添った絵画が多く、暗く写実的な雰囲気を感じられる中、光りの存在がすっと絵に引き込まれる感覚になります。神の存在を信じるかの光りの